3人の子供を育てているナミです。
そろそろ子供が欲しいけど、どれくらいお金がかかるかしら?
子作りをするタイミングってどのくらい貯金ができたらいいの?
こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
今回は
- 妊娠、出産のタイミングでかかる費用例
- どのくらい貯金したら子作りを考えていいタイミングか
- 子供なし夫婦が子作り貯金をするときにやっておくべきこと
について解説します。
我が家は、1人目の子供が出産してすぐに入院してしまいました。
子供をすぐ抱けない悲しみや元気に育つか不安な中、一つだけ安心できたのは「貯金の余裕」。
決して裕福ではありませんが、貯金があったおかげで心身ともに厳しい時期を乗り越えられたと思っています。
最後まで読んでいただければ、子作りに最適な貯金額のタイミングや貯金方法が分かります。
ぜひお付き合いください。
Contents
子作りのタイミングは貯金いくらくらいから?
子作りを考えているけれど、どのくらいの貯金があれば安心かしら?
子供が欲しいけれど、実際どのくらいお金がかかるか不安になりますよね。
お金の掛け方は家庭によって幅がありますが、妊娠するとマタニティウェアが必要になったり、生まれた直後も新生児用のアイテムが必要になるなど、見えない出費がかさむもの。
産後すぐに赤ちゃんが入院してしまったちょっと特殊な我が家の例も含めて解説しますね。
妊娠から出産までにかかる費用
妊娠が分かってから出産までの費用は、地域や選んだ病院にもよりますが、30~40万円くらいを見積もっておけば安心でしょう。
一般的に妊婦健診や出産費用の一部は補助が出る人が多いのですが、それだけでは足りない人が多いです。
特に、妊娠中は普段元気な女性でもトラブルが発生して通院回数が増えたり、早めに入院することもあります。
病院によっては、前駆陣痛と本陣痛の見分けがつかずに病院で検査した場合もお金が発生することがあります。
また、マタニティウェアや出産直後から必要になるショーツなどを購入しなくてはいけない場合も多いので、病院で提示される以上の出費があることを理解しておきましょう。
出産してすぐにかかる費用
これも地域によりますが、出産後の健診などは無料で受けられることが多いです。
ただし、新生児はガーゼや沐浴用のベビーバスなど大人と違うアイテムを用意しなくてはいけません。
できるだけレンタルしたとしてもお金はかかります。
我が家の場合、どの子供も出産直後から生後1ヶ月は10万円程度はかかると考えていました。
オムツや洋服もあっという間にサイズが変わってしまうのに、初めから大きいサイズを使うことはできないので、大人の感覚以上にすぐに買い替えが必要になります。
産後すぐに子供が入院した我が家の場合
我が家の1人目の子供は、産後すぐに新生児専門の入院施設に運ばれ1ヶ月ほど入院しました。
原因は酸欠と不整脈。
妊娠中は何の問題もなかったし、陣痛も初産のわりには短めの5時間程度。
出産自体は15分程度であったにもかかわらず、生まれてみたら体内に酸素を取り入れる力が弱いと早急に救急車で運ばれました。
高額医療制度を利用しましたが、出産して間もない子供が対象だったので
出生届→戸籍を作る→健康保険を申請する
という手続きから始まりました。
様々な手続きがあったため、間に合わない部分もあり、退院のときの支払いはいくつか立て替えて支払わなくてはいけませんでした。
(今は制度の見直しがあり立て替えないケースが多いようです。)
貯蓄は十分していたつもりでしたが、予想してないお金が10万円以上飛んでいったので驚いた覚えがあります。
子供のためにまず100万円と考える
まずは、100万円貯金を目指しましょう!
我が家のようなケースは珍しいかもしれませんが、医療が進んだ今でも妊娠、出産は「誰に、何が起こるかわからない」人生のイベントであることは確かです。
ただし、結婚費用や旅行費などとは別で「100万円」が理想です。
地域の補助金が充実していたり、産院の料金が控えめな場合は減らしてもいいですが、まだ何も決まってない、よくわからない場合は「100万円」を目安に子作りを考えましょう。
子作りに必要なお金ってどうやって貯めたらいいの?タイミングよく貯金するには?
実際に貯金するとなると、どうやったらいいかわからなくなりますよね。
今回はよくある例をもとに、子作り前にやっておきたいお金の準備方法を確認してみましょう。
奨学金などがあれば先に返済する
奨学金やローンなどがあれば、返済するのが先です。
妊娠出産後、女性はしばらく働くことが難しくなります。
分割払いだから、と思わず、思い切って妊娠前にすべて返済しまいましょう。
ボーナスを利用したり生活費以外の支出を減らして、早く払えば利息が付いているローンなら結果的に支払額も少なくなります。
子供ができる前は共働きで収入を増やす
今の職場が精神的、肉体的に負担が大きいなどの理由で結婚を機に退職する女性は多くいます。
特に、早めの妊娠を願っている人なら、なおのこと仕事の不安はありますよね。
ただ、子供ができる前こそ働いて貯金しやすいのも事実。
私の場合は、正社員を退職してから派遣社員として残業が少ないデスクワークの会社で働きました。
派遣社員ならパートより時給も高く、身体への負担も少ない仕事も選べるので、妊娠を考えている時期はありがたかったです。
当時は、共働きで毎月20万円以上貯金ができていたので、そのあとの生活がとてもラクになりました。
妊娠を考えている人でも働きやすい仕事は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
妊活中におすすめの仕事4選!無理せず働ける職種と働き方はこれです
家計簿で収入と支出を管理する
貯金を始めるなら、この機会に家計簿にも挑戦してみましょう。
何にどのくらいの出費があるのか分からなければ、穴の開いたコップに水を入れ続けるようなもの。
手軽につけたい人は、アプリの家計簿はいかがでしょうか?
マネーフォワードは、銀行やクレジットカードの料金なども自動的に取得してくれるので、現金以外の出費を管理するのも便利です。
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私は手書き派なのですが、色々試して一番長く続いているのは「婦人之友社」の家計簿です。
渋いのですが、食費などゲーム感覚でつけられること、家計全体を把握できる安心感は他の家計簿では変えられません。
好みが分かれる家計簿なのですが、金銭感覚も鍛えられるのでおすすめです。
子作り後の家計力を付けるタイミング!一歩進んだ貯金スキルを磨こう
今まで解説した内容で子作りに必要な貯金はできると思います。
ただ、育児とお金はついて回るもの。
共働きでお金に余裕があるうちに貯金スキルを磨けば、この後の生活がイージーモードになりますよ!
iDeCoでちょっと先の未来も安心
私的年金の制度、iDeCoをご存じですか?
月5000円から好きな金額を積み立てて、60歳以上になったら受け取れる仕組みです。
私もそう思ってました。
しかし、子供が大きくなってきた今、教育費+老後の年金を考えると若いうちに積み立てておけばよかったな、とつくづく思います。
また、iDeCoで積み立てておくと、所得税や住民税が減額になるので手元に多くの現金が残るようになります。
途中で教育費が増えたり、家族のけがや病院などで家計が厳しくなった場合は途中でお休みすることもできるので安心です。
積み立てNisaにもチャレンジ!
投資に興味がある人は、積み立てNisaはいかがでしょうか?
積み立てNisaは少額からできる投資サービス。
ふつう投資で得た利益は税金がかかるのですが、積み立てNisaの場合は最長20年間税金がかかりません。
利益がでたら、そっくりそのまま、あなたのものになります。
子作りのタイミングにちょうどいい目安は100万円!この機会に貯金力を磨こう
ここまでの内容をまとめてみましょう。
- 子作りのタイミングは貯金が100万円たまったころがベスト
- 妊娠、出産だけでも予想外の出費があることも
- 妊娠までは身体に負担のない仕事を選んで共働きを考えてみよう
子供を作るかどうかは、人生の大きなターニングポイントになりますよね。
ただ、ローンもなく100万円くらいの金銭的余裕があれば、それほど困ることは少なくなります。
焦りすぎず、かといって慎重になりすぎず、ちょうど良いタイミングで子作りを考えてくださいね。