派遣会社で100人以上の仕事の相談に載ってきたナミです。
専業主婦だけど仕事を始めるが怖い
ブランクや年齢が気になって応募することも出来ない……
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
ベビ待ち、妊娠、育児と仕事を辞めてからバタバタしていたらいつの間にか何年も働いてなかった、という主婦は多くいます。
しかし、子供がいれば学費も気になるし、生活に張り合いが欲しくて仕事を始める専業主婦はたくさんいます。
今回は
- 専業主婦が仕事を怖いと思うのはおかしいの?
- 専業主婦が仕事の怖さを乗り越えるためのコツ
- 仕事が怖いときにやらないほうがいいこと
について解説します。
最後までご覧頂ければ、専業主婦が働くことの怖さが少なくなります。
今回心理学に基づいたワークもご紹介してますが、資格を取得するのもオススメです。
自分への自信だけではなく、仕事にも就きやすくなりますよ。
今は、意外な資格も自宅で勉強しても取得できるサービスがあります。
もし、憧れの職業があるならチャンスかもしれません。
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Contents
専業主婦はなぜ仕事が怖いと思ってしまうのか
独身時代は働いていたのに怖いなんて恥ずかしい・・・
他のママは働いてるのに私は甘えてるの?
そんなことありません!
専業主婦から働くと決意まで戸惑っている人はたくさんいます。
怖いと思っている人はあなただけではない
https://twitter.com/riko_eigo/status/1226424309528190976
雇ってくれるところがあるかわからないという不安を感じている人が多くいます。
確かに年齢やブランクが気になりますよね。
特に正社員を考えている人が抱きがちな不安です。
もう何が何だかわからないけど怖い、というのもよく聞く話です。
全然おかしくはないですよ!
何年も続けた生活を変化させるとき、新しい場所へ行くときは誰でも不安になります。
次は具体的な不安の「原因について考えてみましょう。
年齢によるハードル
子育てがひと段落した人にとって、年齢は気になるポイントです。
確かに、職種によっては1人前に仕事が出来るまで時間がかかることもあります。
ただ、専門職や人気の職場でない限り、年齢だけで落とされることは少なくなっています。
実は年齢以外にも希望する時間が合わなかったり、即戦力などのスキルが欲しい職場だったり、違う理由があることも多いです。
ブランクがマイナスになるから
こんなに仕事してなかったの?って言われたママ友がいるんだけど……
残念ながら専業主婦に偏見がある人はいます
ブランクが気になって一歩踏み出せない気持ち、よくわかります。
自分も自分に「会社でバリバリ働いていた自分のイメージ」を期待している場合もあります。
だから、面接で突っ込まれるのをなおのこと不安に思ってしまうのです。
まずは自分が自分に期待しすぎていないか、確認してみましょう。
脳は大きな変化が苦手
脳は大きな変化が苦手です。
例えば、3食普通に食べていた人がダイエットのために2食ダイエット食に置き換えるなど、大きな変化を伴う習慣が続かないのは脳の仕業もあったりします。
習慣の変化は生活の10パーセントまでを目安にすると継続しやすいといわれていますが、それほど人は変化を嫌うのです。
「働く」というのも大きな変化の一つ。
行動しにくいのも当然なことなのです。
自分に自信が持てないから
資格もないし、若くないし、新しい仕事を覚えられるか不安だし…
自信がなさすぎる人も多くいます。
もともと自分のことほど冷静な判断ができないのが人間です。
大体、自分に自信がなさすぎるか過剰すぎるかどちらかに偏りがち。
仲のいい友人が、今のあなたと同じ悩みを相談してきたらなんて答えますか?
「やってみないとわからないんじゃない?」
「○○さんは、家事も手際いいし仕事もすぐ覚えそう」
こんな風に励ますことが多いのではないでしょうか。
今の自分が仲のいい友人だったら、という考え方は自分を冷静に見やすくなるので試してみてくださいね。
専業主婦が仕事の怖さを抜け出す方法とは?
誰でもあることなら、この怖さは抜け出せないの?
そんなことありません!
怖い気持ちは克服することができます。
ここからは無理なく怖さを無くしたり、なるべく少なくする方法を解説します。
小さな一歩から試してみる
まずはできるだけ小さな一歩を考えてみます。
今の状況で希望の職場に面接の連絡をすることが苦しければ、それはまだ先でも大丈夫です。
例えば、働くメリットデメリットを書き出すことだって小さな一歩。
もちろん、求人情報を探してもいいですよ。
今の自分にとって苦しすぎない一歩を考えてみましょう。
回避ヒエラルキー
小さな一歩から進めるか不安・・・
そんなあなたには、心理学の力も借りてみましょう。
今回は「回避ヒエラルキー」という方法をご紹介します。
これは、恐怖症を克服する治療にも使われている「エクスポージャー」を簡単にしたものです。
少しずつ心を慣らしていく方法なのですが、「自分にも自信がつく」という大きなおまけまでついてきます。
【回避ヒエラルキーのやり方】
①下記のような図を描きます。
②一番上の欄(目標)に怖くてできないことを書きます。
(例えば、求人先に電話する、面接に行く、など)
③その下にちょっと頑張ればできそうなことをいくつか考えます。
(例えば、自分の働きたい希望を具体的に書き出してみる、求人情報探す、電話のシミュレーションをする、など)
④一番上の目標の不安度を100%として、できるだけ不安度の低いものを下から順に書いていきます。
はしごを下から登るように一つ一つ実行していきます。
え?それだけ?面倒くさそう・・・
これが効き目あるんですよ
遠回りのように思えますが、急がば回れ、とはこのこと。
怖くて行動しないときよりずっと早く目標の行動ができるようになりますよ。
もっと詳しく知りたい方はこちらの本もおすすめです。
今回ご紹介した回避ヒエラルキー以外にも、失敗が怖い時の乗り越えかたや、人間関係が楽になる方法がたくさん載っているので、働き始めてからも使える一冊です。
資格取得を検討する
正攻法ですが、資格を取ることもおすすめです。
資格の種類によっては年齢やブランクの不安を一気に消してくれますよ。
でもスクールに通うお金もないし、子供がいるから家から動けないわ
それなら通信教育ならどうでしょう?
私も子供を3人育てているので、子供が小さいときはもちろん、小学生に入ってからもママの自由時間が少ないことを実感しています。
特にスクールは仕事をしながら通う人を対象にしているので、時間が合わないなんて事態も。
通信教育だとちゃんと勉強できるのか不安・・・
資格取得できなかったらお金の無駄になるし・・・
最近の通信教育はネットを利用したり、在宅だけでは不安な人は希望する日だけスクールで研修することもできるんです。
毎週通うのは無理でも、一日だけなら子供を旦那様にお願いする人も。
特に、「たのまな」という通信講座は働きたい人の資格取得に力を入れているサービスです。
全国に資格スクールを展開しているヒューマンアカデミーが提供している通信教育です。
ネイルやトリマー、保育、介護や心理カウンセラーなど、通信教育では難しかった資格の講座も受けられ、合格の実績も出しています
取得までのフォローも他の通信講座より充実しています。
資料請求は無料ですので、興味のある講座がありましたら資料を見ながら未来を具体的に考えることも立派な行動の一つです。
「たのまな」について詳しく知りたい方は、こちらの記事に金額や学習時間の目安を載せてます。
たのまなの通信講座の評判とは?失敗しないで資格の勉強したい人は必見です
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専業主婦が仕事を怖いと思うときにおすすめしないこと
今は仕事をする勇気を出す敏感な時期。
次はこんな時に避けておいたほうがいいことについて、確認してみましょう。
ブランクが少ないまま働いているママ友に相談すること
最低限の育児休暇をとってすぐに仕事に復帰したママさんなど、あなたと少し環境が違うママ友には相談しないほうがいいでしょう。
育児と仕事の考え方は人によって大きく違います。
夫婦の役割分担も違うことがあります。
例えば我が家は、基本的に私が一人で家事育児を行っています。
それは、結婚前から主人の仕事が多忙だったことや主人の仕事に対する情熱に私が尊敬の念を抱いていたから。
子供が成長するにつれ私も仕事に復帰したいと思っていますが、夫婦で家事や育児を分担しているママにはあまり理解されません。
「育児は夫婦でやるものなのに、なんでママ一人なの?」
と聞かれたこともあります。
それは正論ですし、役割分担をしている家庭も素敵だと思ってますが、私は今の状況に大きな不満はありません。
しかし、このように考え方の違いで今のあなたの気持ちを考えてもらえない可能性があるのです。
どうしても相談したいなら、同じように長いブランクを経てから仕事を始めたママさんに相談しましょうね。
在宅ワークはおすすめしない
意外かもしれませんが、在宅ワークはブランクの直後、最初にする仕事にあまり適していません。
在宅ワークは、自分でペースを作ることがポイントになります。
自分でお客様とやり取りをする必要もあります。
どうしても在宅でないといけない場合でなければ、パートや正社員よりハードルが高いのです。
もし在宅ワークに興味がある人は、短い期間でも外で働いてからチャレンジするのをお勧めします。
短い期間ならパートより派遣社員が便利です。
短期間の勤務を希望している職場もありますし、パートより時給も高い仕事もたくさんあります。
私は派遣会社で勤務していたことも、派遣されて働いたこともあります。
在宅ワークやフリーランスの仕事の合間に短期間だけ働いている人もたくさんいましたよ。
相談しやすい派遣会社はこちらの記事で紹介しています。
派遣で働くメリットとは?仕事を紹介する側される側、両方の経験者が解説!
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ブランクをマイナスにとらえる職場で働くこと
頑張って面接まで来たけれど
「こんなに長く働いてなかったの?」
と言われました・・・
専業主婦も、立派な仕事です。
特に妊娠出産育児を抱えての主婦業は、大仕事です。
しかし、キャリアとして考えてくれる企業はまだ少ないのが現状です。
それでも面接官がブランクをわざわざマイナスに言う必要はありません。
まだ子供が中学生以下なら特に、ブランクをマイナスに表現する職場は断ってもいいです!
面接の段階で育児や主婦業に理解のない職場は、仮に働くことになっても不快なことが起きることが起きるかもしれません。
実際には面接者と職場の監督者が違うこともありますし、職場のお局さんが味方になってくれることもあります。
どうしても働きたい職場だったり、他に選択肢がない時は上記のようなパターンに期待して勤務してもいいかもしれません。
ただし、面接者自身は主婦業への理解が足りないか偏見があることだけは気に留めておきましょう。
専業主婦が仕事をすることを怖いと思うのはおかしくない
ここまでの内容を簡単にまとめます。
- 久しぶりに仕事をするのは怖いと思う専業主婦は多い
- 回避ヒエラルキーを使って小さく行動していく
- 資格を取って就職を有利にする
- 考え方の違うママ友に相談しない
派遣会社で働いていた時、久しぶりに働き始めた主婦の方から、よくこんな声がありました。
「面接を受けに行ったら思ったより好意的だった」
「働いてみたら不安に思うほどではなかった」
職場の雰囲気や考え方は本当にいろいろあるのですが、私の体感では8割以上の方がこのようにおっしゃられていました。
今不安に思っているよりも、外の世界は優しいかもしれない。
つまり、行動したもの勝ちなんです。
動くのが怖いのは、本当によくわかります。
でも、動いたほうが理想の未来になることが多いのも事実です。
あなたが一歩踏み出せるよう心よりお祈りしております。
今回ご紹介した資格取得しやすい通信講座はこちらです。
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