こんなお悩みをお持ちではないでしょうか?
仕事で不安はつきものです。
しかし、あまりに不安が強く、長引くようなら対策をしなくてはいけません。
今回の記事は
- 不安で押しつぶされそうな仕事の場面
- 不安を感じる原因
- 押しつぶされる前に!緊急対処法
- 仕事の対策方法
について解説します。
最後まで読んでいただければ、気持ちが楽になるヒントがあるはずです。
ぜひお付き合いください。
Contents
不安で押しつぶされそうな仕事のシーン
不安で押しつぶされそうな仕事とはどんな場合でしょうか?
主にこの3つに悩んでいる人が多いようです。
- 環境の変化
- 過度な期待やノルマ
- コミュニケーションの不安
詳しく解説します。
環境の変化
今年は長く勤めてきた人が何人か辞めるので職場環境がめまぐるしく変わりそうで不安がいっぱい…
— なみら (@namira7758) March 17, 2020
同じ職場で仕事を分担していた人が辞めてしまう。
新しい部署や職場に行くことになった・・・。
このような環境の変化で不安を感じることがあります。
確かに、新しい環境や今まで通りの仕事ができない可能性があると、心配事が増えてしまいますね。
過度な期待やノルマ
https://twitter.com/DUEWpTqwJHrTQwU/status/1276519328804827136
期待は嬉しいものですが、自分の実力以上のことを求められると不安になります。
ノルマも同じですね。
- 期待に応えられなかったら失望させてしまうかも…。
- ノルマを達成できなかったら怒られてしまうかも…。
このような不安を抱える人は少なくありません。
コミュニケーションの不安
https://twitter.com/sakuraaki103/status/1277613693279154176
同じ職場の人や上司に嫌われたり、円滑なコミュニケーションが取れないと不安になりますね。
仕事にも影響が出るかもしれませんし、何より「嫌われてるかも」という事実が辛いものです。
実際に「嫌い」と言われなくても、人間関係はネガティブな気持ちにとらわれやすくなります。
なぜ仕事の不安で押しつぶされそうになるの?
不安を感じ続けていると判断力も落ちますし、体調も悪くなります。
なぜ、不安を感じてしまうのか原因を探ってみましょう。
人間の脳はもともと不安を感じやすい
人間の脳は、もともと不安を感じやすい傾向があります。
不安とは、「生命の危機にさらされないようにするための警告信号」。
原始時代、人間は他の動物に比べ弱い生き物でした。
そのため
- 猛獣と出会ったことがある場所
- 飲んだらおなかを壊した人がいる湖
など、生命の危険にさらされそうな場所に近づくと、「不安」というネガティブな信号を脳に鳴らし避けることで生き延びていたのです。
結論から言えば不安の機能は「アラーム」です。
目の前の草が動いたのは、奥にライオンがいるからではないか?この葉っぱを食べたら体を壊すのではないか?このような、まだ正体があきらかではない生存の危機を察知し、事前に対策が取れるようにアラームを鳴らすのです。
これは、人類にとって最も重要な機能の一つです。不安がなければ人類は未来の危険になすすべがなく、ほどなく絶滅に至ったでしょう。
引用元:「最高の体調」 鈴木祐著
現代にそんな危険はないはずなのですが、原始時代にインストールされてしまった「不安」という脳のシステムだけが残ってしまいました。
そのため、人間は不安を感じやすい生き物になってしまったのです。
不安と心理学についてはこちらの本でも詳しく解説されています。
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ミスをしてはいけないという意識
確かに、それでも「不安を感じやすい人」というのは一定数います。
そのような人は「ミスをしてはいけない」「完璧にやらなくては」と考えすぎる傾向があります。
もちろん、雑な仕事をして良い、というわけではないのですが、自分が関わる部分以外の心配まですることがあります。
また、人間、どんなに頑張ってもミスをしてしまうこともあります。
できるだけ努力したらあとは神のみぞ知るくらいの気持ちでいられるといいですね。
コントロールできないことをコントロールしている
上記の「ミスをしてはいけない」にも関わるのですが、無意識に自分でコントロールできないことまでコントロールしたいと思っていることもあります。
例えば
- 部署の人が辞めてしまう、人手が足りなくて仕事が回らなかったらどうしよう
- 頑張って営業しても売り上げが上がらなかったらどうしよう
- 上司に嫌われてしまったかも…
人手を増やすかどうかは上司の判断なのであれば、自分にはコントロールできません。
どんなに営業をしても、売り上げが上がるかどうかは顧客の事情もあるのでコントロールできないですよね。
そして、辛いですが他人もコントロールできないものの一つです。
自分なりに努力するのは大前提なのですが、それでもコントロールできない部分を心配してしまうのが不安になりやすい人の特徴です。
見えない未来を考えすぎてしまうから
実は、未来もコントロールできません。
努力や選択で希望する未来になる可能性を高くすることができますが、100%コントロールできません。
そのため、未来を考えすぎてしまうと不安が募ってしまうのです。
ストレスや疲労で正しい判断ができない
仕事をしすぎて疲れていたり、ストレスがたまっていると判断が鈍って不安になっていることもあります。
ここ数日を振り返って、残業が多くなかったか、大きな仕事を立て続けに行っていなかったか確認してみましょう。
無理をするのが社会人ではありません。
断ったり、他の人を頼るのも大切です。
不安で押しつぶされそうなときの緊急対処法
今からすぐできる緊急対処法は5つです。
- 紙に書きだすエクスプレッシブライティング
- 気持ちを客観的に見る
- 物理的に休む
- 運動をする
- 脳内の声はラジオと同じだと考える
詳しく解説します。
紙に書きだすエクスプレッシブライティング
8分から20分間、自分の頭に浮かんできた言葉や気持ちを紙に書くエクスプレッシブライティングをご存じですか?
ストレスのほとんどは「自分の感情をおさえこむ」「自分をよく見せようとする」ことが原因です。
ひたすら、自分の感情や浮かんできた言葉を紙に書き続けることで、ストレスが発散できます。
できれば、一定期間、毎日続けるとみるみる気持ちが明るくなりますよ。
エクスプレッシブライティングについては、こちらの本でも紹介されています。
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身体の感触と気持ちを客観的に見る
社内や外でもすぐできる方法が身体の感触と自分の感情を客観的に見ることです。
身体の感触に集中する方法はこちらです
目を閉じる
閉じたまま自分の右手を見る
右手が触れている服や肌の感触をじっくり味わう
ポイントは「目を閉じたまま右手を見る」こと。
右手じゃなくても、自分の左手でも足でも大丈夫です。
できたらそのまま目を閉じて体の感触を味わっていると自然と「考え」や「感情」が浮かんできます。
また、身体の感触に戻ってもいいですし、可能なら
「いま私は○○ということを考えたな」
と考え直せるとなおいいですね。
自分を第三者目線で見られるようになるので、不安にとらわれにくくなります。
運動
ちょっと息が上がるくらいの運動もおすすめです。
マラソンや筋トレで少し「苦しい」という感覚を与えると、仕事の不安でいっぱいだった思考が途切れます。
思考が途切れることで、ストレスから解放されるので精神が休まるのです。
まずは、その場で30回スクワットをしてもいいですね。
身体を動かす、という方法は思った以上に協力な不安解消法ですよ。
身体を休める
しっかり休んで睡眠をとることも大切です。
不安を抱えていると上手に眠れないこともありますよね。
できれば、上の項目の「運動」をしてみましょう。
身体的に疲れると眠れるようになった、という人も多くいます。
また、休日は仕事以外のことを考えられるように自分にイベントを作ってあげましょう。
それでも不安で押しつぶされそうな気持ちが消えない…仕事で使える対策3つ
緊急対処法ができたら、実際の仕事に対しても対策をしてみましょう。
今回ご提案する対策は3つです。
状況によって使い分けてくださいね。
- 仕事を小分けする
- 資格を取る
- 環境を変える
詳しく解説します。
不安に思う仕事を小さく小分けする
大きな仕事を任せられて不安を抱えている場合、仕事を大まかに見すぎている場合があります。
大きなステーキは小分けして食べるように、仕事も小分けしないと不安の原因が見えてきません。
気持ちが乗らない仕事ほど細かくしてみましょう。
例えば
- ファイルを出す
- メモとペンを出す
- ファイルの○○のページを開いて資料を見る
このくらい細かくしてOK!
数はいくら増えても大丈夫です。
もしくは、書けるところでやめてもいいでしょう。
手を動かしてみれば、不安が消えてしまうこともあります。
資格を取って自身と未来の安心を手に入れる
仕事の未来に不安を感じている場合は、資格を取ることも大切です。
今のご時世、転職も難しいですよね。
しかも、まだ転職活動を決心するほど気持ちも固まってない…。
そんなときは資格を取っておけば、いざというときすぐに動けます。
仕事をしながら資格を取るなら通信講座がおすすめです。
特に、スマホからでも勉強できるシステムが充実しているたのまななら、最短の時間で資格を取ることも可能です。
資格合格や就職にも力を入れているサービスなので、今の仕事に不安を持っている人にピッタリですよ。
たのまなについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
たのまなの通信講座の評判や口コミとは?失敗しないで資格の勉強したい人は必見です
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思い切って環境を変える
周りの人とのコミュニケーションが原因で不安を感じている場合、仕事の環境を変えるのも一つの方法です。
他人は自分でコントロールできないものの一つです。
もし、上司や一緒に仕事をする人たちに嫌われてしまった気がしたら、こちらの記事で対策方法を紹介しています。
一度嫌われたら職場にいられない?4つの対処法と転職考える基準を解説
今すぐに環境を変えたい方は、一度転職エージェントに相談してみましょう。
初めて転職エージェントを使う人なら「type転職」がおすすめです。
丁寧に相談にのってくれるうえに、転職後の収入も上がったという口コミが多いサービスです。
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不安で押しつぶされそうなときは仕事でも無理をしない
ここまでの内容を確認します。
- 紙に書いたり運動して、少しでも不安から抜け出す
- 仕事を小分けする
- 不安が強いようなら資格や転職も検討する
ここでは、不安の乗り越えかたを紹介しましたが、辛い時は無理しすぎるのもよくありません。
仕事以上に大切なのは、人生や健康です。
転職などで仕事を変えるのも悪いことではありません。
ただ、そこまで切羽詰まってないなら資格で準備をしておくだけで強気になれます。
ぜひ、この記事でご紹介したことが不安を和らげるヒントになれば幸いです。
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