新婚時代、子供なし専業主婦の経験があるナミです。
楽しい新婚生活だと思ったのに、友達がいなくて孤独・・・
こんなお悩みを抱えていませんか？
私も子供がいない専業主婦時代はほぼ無言で一日を過ごし、むなしい気持ちで夕方を迎えることが日課になっていました。
前職ではバリバリ仕事をしていたこともあり、働いていない罪悪感まで押し寄せてくる日々でした。
今回は
- 新婚の専業主婦の寂しさ対策
- 新婚の専業主婦は何故寂しいのか
- なぜ孤独がこんなに辛いのか
について解説します。
最後まで読んでいただければ、新婚の専業主婦ならではの悩みが減るでしょう。
ぜひ、最後までお付き合いください。
Contents
新婚の専業主婦こそ寂しさ対策が大切
早速どんな寂しさ対策があるか確認してみましょう。
よく聞くものもありますが、意外とチャレンジしてない人も多いようです。
習い事や勉強などのコミュニティに入る
誰もが一番に思いつくのは、趣味のコミュニティに入ることです。
近くの公共センターやショッピングモールの学習センターなどで興味のある習い事やヨガなどのレッスンが開催されていたら思い切って参加するのはどうでしょうか？
値段は、地域や先生によって違いますが、1回500円位から設定されていることが多いようです。
教室の内容は、ネットで調べられることもありますし、教室の前に張り出されていることもあります。
もしかすると同じように専業主婦で寂しい想いをしている人と出会えるかもしれません。
私の友人では、習い事で何度か顔を合わせていくうちに仲のいい友達ができた人もいました。
短い期間でしたが、色んな年代の人がいて挨拶を交わすだけでも救われました
パートや派遣で働く
パートや派遣で働くというのも、いい方法です。
パートや派遣スタッフならフルタイムで働かなくてもいいので、家事の邪魔にもなりません。
仕事上の付き合いでも、人と出会えれば視野も広がります。
しかも、お金がかからず、逆に収入を得られるのです。
正社員のようにバリバリ働かなくても、一日が充実してきますよ。
パートの効率のいい求人の探し方は、ぜひこちらの記事で確認してくださいね。
パートが見つからない人必見！一日15分で希望の仕事が見つかる方法とは？
なかには近所の人と馴染めないので家の近くで働きたくない・・・という場合もありますよね。
そんなときは、派遣がおすすめです。
派遣会社は広いエリアでの求人情報を持っていることが多くあります。
例えば隣町や隣の市など、通勤できる範囲で少し遠くに派遣してもらうと無理なく新しい人間関係が作れます。
派遣のメリットデメリットはこちらの記事でも詳しく解説しています。
派遣で働くメリットとは？仕事を紹介する側される側、両方の経験者が解説！
＼初めての人におすすめしたい派遣会社／
スポーツクラブ
少しお金がかかりますが、スポーツクラブに通うのもいいでしょう。
特に、定期的に開催されているダンスやピラティスなどのレッスンに参加するのがおすすめです。
わりと同じ人が毎回参加していることがあります。
そのため、何度か顔を合わせていくうちに知り合いになれることも・・・
身体を動かすのは、ダイエットにもなりますし、ストレス解消にも役立ちます。
通えそうなジムがある人にはとてもおすすめです。
ネットでママ友募集は要注意
たまにネットの掲示板で「友達になりませんか？」という書き込みがありますが、正直あまりおすすめできません。
また、共通の話題が少ないこともあり、むなしい気持ちで帰ってきた、という声もあります。
趣味の掲示板やツイッターで知り合った人ならまだいいのですが、中には詐欺を持ちかけてくる人もいるので要注意です。
主婦はネットに詳しくないと思われることが多く、詐欺のターゲットにされることがとても多いのです。
寂しい気持ちにつけこんでくる人もいますので、ネットで知り合った人とリアルに会うのは少し慎重になってくださいね。
新婚の専業主婦が寂しいのは私だけ？
結婚前はそれなりに納得して始めた新生活なのに、こんなにネガティブな気持ちになるなんて・・・
と、ご自身を責めてませんか？
大丈夫。
あなただけじゃないんですよ。
もしかして新婚（主婦）って寂しい…？
— mi! (@_mkmnm) April 11, 2019
https://twitter.com/mariko0002/status/925674818577375237
Twitterでもこのように、寂しいと思っている主婦のつぶやきやエピソードがたくさんありました。
いくつか具体的な例を見てみましょう。
働いている友人が多い
結婚してもすぐに主婦仲間ができるわけではありません。
環境が変わったのは自分だけ、他の友人は変わらず働いている・・・というのが多くの状況かと思います。
仕事を辞めて気楽だと思ったのは最初だけ。
インスタやツイッターをみれば、会社帰りにみんなでご飯を食べていたり、休みの日に買い物に出かけていたり・・・
今までと同じように付き合いたくても時間が合わず、強い孤独感を感じることが多くあります。
自分で動かないと同じような環境の人と出会えない
主婦は会社員や学生時代と違って、自分からコミュニティを探して顔を出さないと、新しい友達も出来ません。
会社に入れば、嫌でも同じ部署の人と顔を合わせなくてはいけません。
学生なら、自分の好き嫌いにかかわらず、同じクラスの仲間がいます。
それはそれで問題や悩みもありますが、主婦にはこのように強制的に配属されることはありません。
そのため、孤独を感じているうちに気力がなくなって、ますます自分から動くのが億劫になる、という悪循環にハマりがちなのです。
引っ越しで知ってる人がいない土地に来た
旦那様の仕事の都合などで、遠い地域に引っ越してしまうと、ますます孤独感が募りますよね。
知らない土地、知らない人たち。
唯一頼りにしている旦那は仕事で夜にならないと帰らない。
こんな状態なら寂しくならない人の方が少ないでしょう。
昼間にお店に出かけたくても、どこにどんなお店があるか分からないこともあります。
もしかすると、地域によっては車で移動しないとお店に行けないかもしれません。
旦那が飲みに出かけると仕事の付き合いでも羨ましくなる
仕事の付き合いと分かっていても、旦那さんが仕事帰りに飲みに出かけると羨ましい、という声もあります。
新婚の時期は旦那さんが唯一の支えであることも多いので、飲み会が原因で喧嘩をしてしまうカップルもいます。
とはいっても、旦那さんも会社の人間関係の問題もありますし、全ての飲み会を制限するわけにはいきませんよね。
なぜこんなに新婚の専業主婦は寂しい気持ちになるの？
この記事を読んでくださっている方の中には、孤独を感じるのは自分の精神年齢が幼いせいだ、自分の未来への見込みが甘かったせいだ、と自身を責めている人はいませんか？
そんなことないんです。
ここで、なぜ孤独感はこれほどまで人を追い詰めてしまうのか、考えてみましょう。
少し難しい言葉が並びますが、最近科学の世界でも注目されている進化医学（進化論をベースに最新医学データを組み合わせる方法）の視点から「孤独」について調べてみました。
人間は長い間狩猟民族だった
現在の人間の直接の祖先ができあがったのは、680万年前から700万年前といわれています。
そこから少しずつ進化していき、1～2万年前に石器生活から農耕生活に変化しました。
つまり、少なく見積もっても600万年ほどのあいだ、人間は狩猟民族として生活を続けてきました。
この時間の長さを見ると、人の脳は狩猟民族として生きるために進化し、現代の私たちの脳も狩猟時代の面影を残したまま生活してると言われています。
孤独は人間にとって生きるか死ぬかにかかわる脅威だった
人間は体力的にも身体的にも弱い生物です。
狩猟民族時代、人間は100人単位の部族で行動していました。
古代の厳しい環境の中では、この部族から離れることは「死」を意味します。
生き延びるための知恵として、集団に所属することは人間にとってそれほど重要だったのです。
進化医学の論文や心理学の実験を多数紹介されているサイエンスライターの鈴木祐さんの著書にも、このような記載があります。
私たちの脳には「人間関係が希薄な環境」に対応するためのシステムが備わっていません。
現代のように核家族や地域コミュニティのような仕組みが消えつつある状況では「孤独」は自分の生存を脅かすものとして認識されます。
（中略）「孤独」を感じた脳もまた「新しすぎる」脅威に対して抵抗を始め、免疫システムを過剰に働かせた結果、全身は炎症の炎に包まれていくのです。
「最高の体調」鈴木祐著
抵抗できないほどの強烈な孤独感は、現代の社会に対応しきれていない脳のシステムエラーのせいだと考えられます。
こんなに寂しく思うなんて自分は幼いなぁ、とか、旦那を羨ましく思うなんて自分はダメ人間だな、と自分を責める必要はないのです。
しかし、著作にも書いてある通り、孤独な気持ちを持ったまま過ごすのは体調が悪くなる原因にもなります。
ぜひ、最初にご紹介した寂しさ対策を積極的に実践してみてくださいね。
今回引用した著作はこちらです。
孤独だけではなく、不安などの困った感情も解決できる方法をわかりやすく解説されています。
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新婚の専業主婦は寂しい気持ちに罪悪感を持たなくていい
新婚の専業主婦で寂しくなることは、おかしなことではないということをご理解いただけましたでしょうか？
最後に内容をまとめます。
- 寂しさ対策をしよう
- 寂しいと思うのはおかしいことではない
- 抵抗できないほどの孤独は人間の脳のせい
私も、結婚してすぐ、子供なしの専業主婦として生活した期間がありました。
不妊治療をしていたので、専業主婦のほうがストレスも少なく、都合がいいと思ったのです。
しかし、やはり孤独感に耐え切れず、派遣で働くことにしました。
正直、派遣で働いていたときのほうが時間もうまく使えるようになり、収入を得ているという気持ちの余裕もあってストレスが少ない生活ができていました。
もし、昔の私と同じように妊活をしている方には、こちらの記事で妊活中に向いている仕事を紹介しています。
妊活中におすすめの仕事4選！無理せず働ける職種と働き方はこれです
ぜひ、あなたに合った寂しさ対策をして、楽しい新婚時代を満喫してくださいね。
＼初めての人でも相談しやすい派遣会社／
