こんにちは namです。
私、時間管理がすっごく苦手、なんです。
一応、社会人として「ダメ」なゾーンまで踏み込まないよう、昔からTodoリストを作ったり、手あたり次第色んなことを試したのですが、どうもしっくりくるものがなくて・・・
このブログに挑戦するにあたっての課題の一つも「時間」でした。
せっかくなんで、「苦手」にも改めて挑戦してみようかな、と思い、今までと違うやり方を探してみました。
そして着目したのは「バイアス」と呼ばれる人間の思い込み。
「バイアス」って面白いんです。
初めは「え?そんなこと考えた覚えないよ」と鼻で笑ってしまうような思考に、知らず知らずにハマっているんです。
特に知らない人ほど、案外引っかかっちゃう。
私も完全にハマっていた人間でした。
今も「あ、バイアスにとらわれてた」って気づいて冷静に考え直すこともしょっちゅう。
今回は、私が「時間管理」のために実践して効果があったものを3つご紹介します。
バイアスの名称等については、読みやすくするため、敢えてわかりやすい言葉に変えています。
Contents
未来の私ならもっとできるはず!自分への期待しすぎを回避する方法
「めんどくさいから、おもちゃは明日の朝片づけよーーっと」
「学校からのお手紙は、ご飯食べてから仕分ければいいよね」
いわゆる先延ばしって、結構してませんか?
もしかすると「未来の自分は今の自分よりデキル人になっている」バイアスにひっかかってるかもしれません
これは、根拠なく未来の自分へ過剰な期待をしてしまう思い込みなんです。
明日の朝の私は、今の私よりやる気があってテキパキ動ける。
ご飯を食べた後の私は、手紙の仕分けくらい負担に思わず実行に移せちゃう。
無意識にこんなことを思っている可能性があります。
この「未来の自分は今の自分よりデキル」という思い込みの解決法は
「未来の自分は、今の自分よりナマケモノである」
と、思い込みしなおすこと。
たったそれだけ。
具体的な「人」を思いうかべ、「これはあとで・・・」と思った瞬間「いやいや、未来の私はこんな人になってるんだよ」とイメージを膨らませるとなお効果的。
自分で作ったナマケモノな人でもいいし、アニメやドラマなどの仮想の人でも構いません。もちろん、実在する人でも。
口に出さずに頭の中で考えるだけなのですから、実在する人をモデルにしても大丈夫!!
そうするとあら不思議。
「今の私がやってあげないとね」と、体が動くようになります。
ちなみに、私は「今やる」基準は2~5分で終わること。
時間のかかりそうなものは、その場でメモアプリやタスクアプリを使って記録だけして、後から予定を組むときに時間を作っています。
時間の見積もり、それであってますか?
時間管理のもう一つの思い込み、それは、時間予測が甘くなること。
もうちょっというと、「自分って平均よりできると思っちゃう」バイアス
そのため、予測時間を実際より短く考えてしまうのです。
同じ作業でも、
「他人がやるときは15分」
と判断することも
「自分でやる時は10分」
と考えてしまう。
「私、自分に自信がないんで、絶対あり得ません」
「自分に厳しくしてるので、このバイアスは関係ない」
そう思ったあなた。
自分に厳しいかどうか、自信がないかどうかは、関係ないのがバイアスの怖いところ。
この思い込みから脱出するために、私は
・よく行う作業は何度か計測する(皿洗い、そうじなど)
・それ以外の作業は基本的に2倍の時間を予定に入れる
この二点を実行しました。
これにより、予定していた時間を大幅にオーバーしてしまった!
予定通りに物事が進まない!
が、ずいぶん減りました(ゼロにはなりませんが・・・)
特に、お子様が小さいママさん。
子供がいるから考えていた時間をオーバーしちゃうのよ・・・
と思わないで、まずは予測の方を変更してみてください。
生活の中で、どうしても予測時間を延ばせないこともあるかもしれませんが、まずは、変更しやすい部分から試してみましょう。
時間管理以外にも効果絶大!ネガティブにとらわれないで、フラットな自分に戻れる考え方
最後は、「なぜか悪く考えてしまうネガティブバイアス」のご紹介です。
時間管理と関係ないように見えますが、ネガティブに捕らわれると、作業効率がガクンと下がります。
いつもなら5分で終わることも、ため息をつきながら、ダラダラ、ダラダラ・・・
でも、本当に今考えている「ネガティブなこと」は真実ですか?
いつもは笑顔の○○さん、ゴミ出しでたまたま顔を合わせたけど、挨拶がそっけなかった。嫌われてるのかな?
PTAの△△さんのLINEの返信が来ない・・・書き方が悪くて気を損ねたかな?
人は、進化の過程で「ネガティブ」な思考になりやすい、という傾向を持ってしまいました。
そうじゃないと、猛獣など危険がいっぱいある環境で、原始時代のご先祖様たちは生き延びることができなかったんです。
そのため「ネガティブになりやすい」のは、あなたが暗い性格だからではなく、仕方のないこと。
しかし、真実かどうかわからないことで、ネガティブな気分にばかりなってしまっては、時間管理だけでなく日々の生活の質も落としてしまいます。
このネガティブバイアスの解除法は、
おもいっきり逆のことを考えてみる、です。
嫌われた?と思ったら
「いや、もしかしたらバイアスかもしれない。例えば、○○さんが私の事すごく好きだった場合、どんな気持ちであんなあいさつしたか、想像してみよう・・・」
「ぼんやりしてたから、笑顔が作れなかったのかも。それとも何か考え事をしていたかも・・・私のことがすごく好きなら、次に会った時は笑顔で挨拶してくれるはず」
という感じで、敢えて、極端に真逆の事を考えてみるのです。
実際は、○○さんに直接聞かないと事情は分かりません。
現段階では、「嫌われてる」「好かれている」「どちらでもない」、どの可能性だってあります。
しかし、ネガティブバイアスの捕らわれを解除し、「どの可能性もある」と思うためには極端に反対のことを考えてみましょう。
こうして、初めて思考を「真ん中」に「フラット」にできるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私が今、実際試してみて、何度も効果があった、と思ったバイアスとその解除方法をご紹介いたしました。
バイアスって、意識せずにいつの間にか考えていることなので、内容を読んで
「あ、そうかも!」
と思う人と
「そんなわけないじゃん。」
と思う人に二分化されます。
でも、この解決法を試してみたら「そんなわけない」と思っていた人も「あれ・・・もしかして私も思い込みに捕らわれていた・・・?」と気づく人も多々。
お金もかからず、それほど難しいことではないので、ぜひ一つだけでも試してみてくださいね。
バイアスは、これだけではありません。
このブログでも、また折を見てご紹介いたします。
少しでも、皆様の育児生活の一助になりましたら幸いです。