監修:本間朝子、藤原千秋、河野真希
読みやすさ:★★★★☆
ママのタイプ:結婚したばかりで、家事について基礎から勉強したい。
毎日忙しくて、ちゃんと家事がこなせない。
家事ってこれでいいの?と不安に思っている
こんにちは、namです。
毎日続く家事・・・・
お腹がすけばご飯を作るし、何となく毎日使っているリビングや水回りは掃除してるけど、本当にこれで大丈夫??
もしくは、赤ちゃんがいて、思ったように家事ができない、夫婦で仕事をしていると、家事まで手が回らない・・・・
しかし、何となくこのままではいけない気がする、家事ってどうしたらいいの?
そんな方にお勧めの一冊がこちらの本です。
まるで、個別カウンセリングを受けているように、家事の見直しができます。
雑誌には、至る所で
「時短家事」
「ママもラクになる掃除の仕方」
そんな見出しが踊っています。
私も家事には悩むことが多く、何冊も何冊も読みました。
そのうち、
「簡単」「難しい」
という単語は、主観的なものなので、雑誌で簡単といっていても私には難しかったり、生活に合わないものもたくさんあることに気が付きました。
これって、ダイエットとかでも同じことが言えるんですけれど・・・
恐らく「基本的に押さえておきたいポイント」は共通してるはずなのに、人によって、合う方法は全然違う。
だからこそ、雑誌は定期的に
「家事」
「ダイエット」
「節約・貯金」
という特集をするのかな、と考えています。
では、家事の「根本」を学ぶ本ってないのかな?
そう思いながら見つけたのがこちら。
では、オススメポイントを見ていきましょう
問題点の洗い出し
ほとんどの方が、独学で「家事ってこれとこれとこれをやるってことでしょう?」と子供のころからの経験なり、知識で知っていること、既に行っていることもあると思います。
でも、問題はその独学での知識が合っているのか、もしくは今の自分に合っているのか、無駄がないのか、ということ。
そのため、いったん、今やっている「家事」を棚卸しましょう。
本書では、「家事の棚卸しシート」というフォーマットがあり、今行っている家事の「どの部分をチェックすればいいか」というものがわかりやすくなっています。
まずは、このフォーマットを使い、チェック項目に記入していきます。
難しく考えなくても、フォーマット通りに記入していけば、問題点がみえてきます。
家事を今行っているタイミング、かかる時間、などなど・・・
まずは、自分の問題点は何かを見つけてみましょう。
朝時間と夜時間
フォーマットの基に、問題点を洗い出したら、次はそれに応じた対策です。
本書では、各項目への解決策が載っていますが、特にこの「家事の時間割」は、効果が高いように思われます。
朝が強いタイプ、夜はかどるタイプ。
もしくは、お子さんの年齢や習慣によっても変わってくるかもしれませんね。
私は、働いている時は断然夜家事が楽だったのですが、子供が生まれてからはもっぱら朝!
子供が小さいときは夜、寝かしつけたまま一緒に寝てしまったり、子供が寝たかな・・・と思って布団から出ようとすると気配を察知されて起きてしまったり。
もう少し子供が大きくなったら、また家事の時間割を変えたいと思っています。
こんな感じで、自分のタイプや、生活状況に応じて見直すと、うそのように楽になることがあります。
家事の見える化
個人的には、家事というのは「時々だけどやらなくてはいけないもの」があることに戸惑います。
毎日やることは、習慣化してしまえば問題ない。
でも、週一、月一、季節に一回やることは、うっかり忘れてしまったり、いつやったか忘れてしまったり・・・・脳のエネルギーを使うように思えてしまうのです。
本書では、これをリスト化して「見える」ようにすることを提案しています。
これは、非常に効果が大きい!
しかも、例として出されているリストが本当にシンプル!!!
他の本でも、時々家事のリスト表も見たことありますが、ぎっしり載っていて、見ただけで本を閉じてしまったことがあります。
今から思えば、全て取り入れなくても、我が家に合ったものだけピックアップすればよかったのでしょうが、当時は見ているだけで「これも足りないかもしれない、やらないといけないかもしれない」と不安になってしまいました。
本書のリスト例は、それほど多くないと思いますが、こちらもあくまで例のひとつなので、ご自身に合うものを選択、もしくは追加してみてくださいね。
基礎テクニックを学びましょう
家事は、小さなテクニックの積み重ねです。
主婦雑誌、または、テクニックを集めた本は多数ありますが、まずは、本書に載っているテクニックで充分。
このテクニックの中でも自分に合うものを選んで、取り入れてみましょう。
また、全て取り入れる必要はないと思います。
人間の脳は、急で大きな変化を嫌いますから、新しいテクニックは欲張らず、ひとつのカテゴリー(料理、掃除、片づけなど)につき、一つくらいを目安に試してみましょう。
あれも、これも、本通りに完璧にやろうとすると、今までと全く違った手順になってしまうので、嫌になってしまうことも多いと思います。
「あれ?これ見たことあるテクニックだな」「テレビでよく聞くやり方だな」というものも少なくありません。
しかし、個人的に「効果が大きいテクニック」が紹介されていると思います。
本やテレビ番組、雑誌の場合、ターゲット、テーマがあります。
同じ「家事の時短」という表題でも、仕事や子育てで非常に忙しい人がターゲットなら、「掃除はこれだけでいい」とか「週末にまとめて」というキーワードが出てきます。
もしくは、自然派ママをターゲットにしたテーマだったら「粉せっけんの手早い溶かし方」「調味料はまとめて手作りできます」などという見出しが多く目につくでしょう。
しかし本書は「比較的万人に共通する」テクニックが盛り込まれているように感じます。
もちろん、好みや都合は色々あると思いますが、迷ったら、まず本書を参考にし、そこから「私はもう少し自然に近いものを取り入れよう」とか「もっと手軽なほうが向いている」と判断していくことが、家事の見直しの早道になるのではないでしょうか。
まとめ
その昔は花嫁修業たるものがあったそうですし、今でも結婚前にきちんと勉強される方もいらっしゃるそうですが、多くは
「家事は、親のやっていることをみてきたから大丈夫だろう」
「一人暮らしを数年経験したから問題なし」
と思っている方が多いかと思います。
かくいう私も、そのように考えていました。
結婚後、暫く働いていましたが、妊娠と共に事情があり退職。
安定期に入ってからは、時間もたっぷりあるので、見よう見まねで毎日掃除洗濯料理・・・・
でも、家事って「正解はこれだ!!」なんて指標がない。
手を抜こうと思えばいくらでも手が抜ける。
でも、正しくない手抜きだった場合、影響に気づくのはしばらくたってから。
大掃除のときに思わぬ汚れに気づいたり、子供が生まれて時間に制約ができてから悩んだりとか。
家事も大切な仕事なのですが、 ルーティンワークの集合体なので、つい甘くとらえられがちです。
しかし、子供が小さいうちは特に、随時見直しながら取り組んでいく必要がある仕事。
一度家事を棚卸しても、「あれ?最近掃除ができてない」「ご飯作るのが億劫に思う日が多い」と思った時が見直し時です。
ぜひ、家事のポイントを抑えて、楽しいと思える時間を増やしていきましょう。