こんにちは、namです。
今回は、初めてご出産される予定のプレママさん向けに書いております。
ご懐妊、おめでとうございます。
まだまだお腹が目立たない方も、ずいぶん大きくなって日常生活に支障がでている方もいらっしゃることでしょう。
出産予定日が近づくにつれ、赤ちゃんとの新しい生活に不安を覚える方もおられるかと思います。
個々人、様々なご事情はあるかと思いますが、往々にして「赤ちゃんって、夜寝ないんでしょ?私大丈夫かなあ?」「夜泣き怖いなぁ」「産後うつになったらどうしよう」などなどネガティブな考えが出てくる人も多いようです。
もちろん、赤ちゃんは、本当にかわいいです。
三人も生んだ私が断言します。
他人の子も可愛いですが、我が子は何百倍も可愛い!!!
ただ、人間余裕がないとその可愛さも存分に味わえないもの。
口幅ったいですが、考え方ひとつで、少しでも不安が楽になるようなヒントをお伝えできればと思います。
Contents
6年ぶりの出産だからこそ考えられたこと
私の三回目の出産はなんと、6年ぶり。
上の子たちの産後の生活は、何となくしか記憶になく、細かく、具体的にどんな生活だったか思い出せなくなっていました。
産後入院中、母子同室になったとき、夜中じゅう赤ちゃんのお世話をやり、うとうと数時間仮眠をとりながら夜明けを迎えたとき、無意識に「夜眠ることができなかった」「これが続くのかな」という言葉が頭に湧いてきました。
その時「ああ、一人目のときもこんな気持ちになったな・・・でも、今お姉ちゃん達は一人で寝て一人で起きてるなぁ」
そりゃ小学生にもなれば当たり前です。
今では、一緒に買い物すら行ってくれないことも増えました。
しかし、赤ちゃんの時は、夜泣きもしたし、後追いも沢山していた。
あの時は、永遠だと思っていた辛さが今はない。
この三人目の赤ちゃんもいずれ上の子たちのようになるのでしょう。
言葉にすれば当たり前だし、知識としては全く目新しさはありません。
でも、そんな当たり前を改めて体感した瞬間でした。
今の私が、初産のころの私を目の前にしたら、何をアドバイスしてあげられるだろう。
きっとそこに楽になるヒントがあるはず。
まずは、今の状況と過去の上の子たちの成長の過程を照らし合わせて、分析してみることにしました。
ストレスの原因の一つは、自分でコントロールできていたことができなくなること
赤ちゃんとの生活が始まったら、何が一番ストレスなのか。
今まで自分でコントロールで来ていたこと・・・小さなことから大きなことまで・・・が、いくつもコントロールできなくなること。
「夜眠る」と選択しても叶わない
「起きたらすぐ顔を洗いたい」と思っても、すぐに洗いに行けないこともある
自分で「当たり前」に選択し、実行していたことが、ことごとく叶わない。
一日二日はいいでしょう。
でも、これが続くと、大きなストレスになるんです。
「夜くらい眠らせてよ」
「顔くらい洗わせてよ」
でも、ママにとって当たり前のことが、生まれて数日の赤ちゃんには当たり前ではない。
自分のお腹から生まれましたが、赤ちゃんは一人の人間、つまりは「他人」なのです。
当たり前なことすら、コントロールしにくくなる。
じゃあ、どうすればいいのか。
価値観をぶち壊せ!
ちょっと偉そうなことを言ってしまいますが、育児は、自分の価値観を再確認、再構築できる、いい機会と捉えます。
価値観?
何を難しいことを?
と思われるかもしれません
深い、哲学的なことではなくて、「当たり前を疑う」ってことです。
夜寝るのが当たり前だった今まで。
でも、昼と夜の区別がつかない赤ちゃんのお世話がしばらくお仕事の一つになります。
で、あれば、昼夜の区別がつくまでは「夜寝ること」を当たり前にするのではなく、「自分の睡眠時間は赤ちゃんが寝たときだ」と思いこむんです。
そして、それを阻害するもの・・・・
そちらをコントロールするのです。
例えば、、宅急便は時間指定で夕方以降にする、飛び込み営業などが煩わしかったらインターホンの音は16時くらいまでオフにする(用がある人はLINEしてもらう)などなど・・・
外的要因はこのようにコントロールできることが多いのです。
しかし、なによりも自分の「当たり前」が一番の阻害要因。
「赤ちゃん昼寝してるうちに家事しようかな」「今のうちに趣味のゲームをしよう」
「だって、今、明るい時間だし」
これです。
この価値観が一番邪魔。
既にさっきの昼寝でしっかり寝ている、とか、昨夜は赤ちゃんが夜に寝てくれたので今は元気、なら、趣味も家事も存分にしてください。
でも、「今夜は寝ると思うから」という先読みは、少なくとも初めの1~2カ月はNGです。
この時期だけは「赤ちゃんが寝ている時間が自分の睡眠時間」と思いこんでください。
簡単だけど、効果絶大な方法 振り回される前に振り回す
このように、まず自分の価値観を疑い、赤ちゃんの成長に合わせて再構築すると、すごく楽になります。
そして、最後の一押しとしてオススメなのは、「振り回される前に振り回すこと」
振り回す、といっても誰かに迷惑をかけるわけではありません。
実際に困ったことが起きてしまうと、意外と冷静ではいられなくなります。
もし、予想できる範囲でしたら、先に対応を考えておきましょう。
それも、ふわっとしたものではなくちょっと具体的に、数字などもいれて。
「寝不足が三日続いたら実家に連絡して、赤ちゃん見ててもらえる時間がないか、聞いてみよう」
「ため息が10回以上出たら、不満や不安を紙に書きだそう」
などなど・・・・
できたら、これを紙に書いて貼っておくか、スマホのメモアプリに入れておいてください。
困ったとき、調子が悪いときは、頭が働きにくくなります。
そのため、考えたことを記憶しておく、というだけでは、必要な時、取り出せなくなるのです。
RPGゲームでアイテムを選択するつもりで、条件にあった状態になったとき、ネガティブな気持ちが沸いてきた時、ピックアップしておいた対策の数々を見て、実行してみてください。
予想外なことも起きるかもしれません。
しかし、予想できることだけでも対処しておくだけで、ママの思考力の低下は大きく防げます。
そうすれば、予想外の出来事にも冷静に対処できることが増えてきます。
不安なこと、困ったことは「能動的」に対処しようと思うだけで解決が早くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私が、今、初産の私にいいたいこと・・・
「夜眠るもの、という価値観を見直してみよう」「辛いとき、逃げ込む方法を、入院中にいくつかピックアップしておこう」
そして
「赤ちゃんの成長は考えてる以上に速いので、永遠には続かないよ。来月には全く違う悩みになってるから」
ということ
そうはいっても、「今辛いんだから今、なんとかして」というのが人の心。
そのため、考え方を転換する、先に対処法を考えるというご提案をしました。
使ってみるかどうかは、あなたは次第。
最後に、産後のカラダは驚くほど弱ってます。
例として睡眠をとりましたが、どうか産後数カ月は少しだけやりたいことを我慢して、睡眠優先にして頂きたい。
おせっかいな私からのお願いです。
この記事が、皆様の楽しい育児生活の一助になれば嬉しく思います。