派遣会社で多くの人の仕事を紹介してきたナミです。
子育て後に仕事をしたいけれどどんな仕事が狙い目?
子育ての後にするとしたら正社員?パート?
再就職するならどうしたらいい?
こんなお悩みをお持ちではないですか?
私が仕事を紹介するときも、育児から卒業をした主婦の方が何人もいらっしゃいました。
仕事をすることで気持ちにもハリが出てきて、お財布にも余裕が出るのでオススメです。
実際に職場で人と触れ合う分、見た目も若々しくなる方もたくさんいました。
今回は
- 子育ての後にするならこんな働き方
- 子育て後に再就職する時の考え方や戦略
- 子育ての後の再就職に障害になること
について解説します。
最後までご覧いただければ、育児卒業してからの就職への不安が軽減されます。
ぜひ最後までお付き合いください。
Contents
子育て後はこんな仕事が狙い目
子育ての後、どんな仕事をしているのでしょうか。
まずは一般的な口コミを見てみましょう。
子育て後はこんな仕事の人が多い
大学卒業してからトータルで8年不動産業界にいたけど、今は全く別な仕事をしている。でも、もうちょっとで子育てから卒業できるから、そしたらまた戻りたいなと最近思い始めた。絶対戻りたくないと思ってた時もあったのにな。
— えるまーと言う名のよもりん (@elephant_elmer) January 3, 2020
独身時代に頑張っていた分野の仕事をしたい人が多いようです。
全く知らない事ばかりではないから、とっつきやすいかもしれませんね。
もちろん、月日と共に新しく学ぶ姿勢も必要になってきます。
そうですね。
私は昭和期の新卒だったので、社会に出てから沢山教育され学び習得しました。
平成期の私は、空の巣症候群が怖くて子育て卒業後すぐ派遣で働きました。その頃の派遣の時給はパートより良かったです。期間が限定されていて、次の更新の心配はありましたが。
その後、不景気になって、、— ウェーブ (@terako_123) September 16, 2019
子育て卒業後は派遣という働き方を選ぶ人もいます。
パートタイムより時給が高いことや、残業時間などもある程度選べることが多いのが魅力です。
趣味や家事との両立もしやすい働き方です。
子育て後とはどれくらいの時期?
子育てが終了するタイミングとは具体的にどのくらいの時期を指すのでしょうか。
息子が20歳の誕生日を迎えました。
先日成人式でしたが、やっと大人の仲間入りをし、残すは3月の専門学校の卒業式を待ち子育ても終わります。
介護はありますが、これから自分の為に仕事とジャニ活を楽しみに日々生活したいと思います。
いつまでも元気で居られる様に健康には注意し頑張ります(^-^)— yasuko (@takano519y) January 16, 2020
大学や専門学校を卒業した時点で子育てが一区切り、と考える人が多いようです。
私自身も3人の子育て中ですが、「飯が食える大人にさせる」ことが一つの目標であり、そこでいったん育児は卒業だと考えています。
もちろん、社会人になった後も「親子」の縁も消えません。
それでも、「飯が食えるようになった」その先は、信じて見守る姿勢でいるつもりで「子育て卒業」だと思っています。
子育て後はパート?正社員?
仕事を選ぶとき、パートか正社員で悩む人も多いようです。
判断基準としては
- やりたい仕事が正社員かパートか偏るなら「やりたい」気持ちを優先に
- 子育て以外でも介護などがあるかどうか
- 仕事以外の趣味にも力を入れたいかどうか
ご自身や家族が元気なのであれば、もう一度正社員をめざすのもいいでしょう。
正社員をやりたい気持ちがあるなら、不完全燃焼になってしいまい後悔につながります。
ただし、正社員になるなら新卒のときとは違った障害や戦略が必要になります。
次は子育てから再就職するときに気を付けたいことについて解説します。
子育ての後に仕事をするときに気を付けたい障害
子育てのあと、仕事をしたくても障害になることとはなんでしょう?
一般的に多くの人が悩むことについて考えてみます。
キャリアのブランク
就職試験の際、職歴がない期間を「ブランク」と捉えられることが多くなります。
主婦も立派な仕事なのですが、業種によっては不利だと思われることもあります。
一流の大学を卒業し、新卒でも一流の企業で立派な成績を上げていた人でも、キャリアを武器にするのはおすすめできません。
ただし、主婦だったからこそ磨いてきたスキルもあります。
気遣いであったり、マルチに仕事をこなしていくパワーは若い人にはないものです。
時間の制限
子育て卒業後でも家事をこなす必要があります。
また、介護などもしなくてはいけない人もいます。
そういった場合、独身時代より時間の制限があることを理解しておかないと、再就職後、時間のやりくりが辛いものになってしまいます。
今一度、正確に自分の生活リズムを洗い出しておくと仕事選びが楽になります。
仕事や組織に対する感覚が変化する
専業主婦の場合、ほぼ一人で家事や育児、その他の仕事をこなしている場合が多いでしょう。
PTAや習い事などで人と関わることがあっても、仕事の組織に対する感覚を忘れてしまっている場合があります。
一人で仕事を抱え込んでしまったり、報告のミスが発生しやすいのもこの「組織の感覚」が失われているためです。
ただし、これは気持ちの持ちようで働き始めてから取り戻すことができます。
「組織の感覚を忘れているかもしれない」
これを自覚しているだけで、どのタイミングで上司に相談や報告をすべきか、仕事仲間と情報を共有すべきか考えるようになるからです。
頭の隅に入れておいてくださいね。
自己評価が低くなる
ずっと主婦をしてきた女性にとって、自己評価の低さが一番のハードルになります。
「久しぶりの社会だから怖い」
「働きたいけど若い子についていけなかったらどうしよう」
お気持ちはとてもよくわかります。
でも、主婦の仕事も充分すぎるほど大変な仕事量です。
育児も大変な責任がある仕事でした。
これらを十年以上こなしてきた主婦だからこそできる仕事はたくさんあります。
主婦の力を必要としている職場は多くあります。
子育て後に正社員になるためのキャリアプランの立て方
子育ての後は即戦力が求められることが多くあります。
そのため正社員になるためには新卒時代と少し違う戦略が必要です。
慎重になりすぎず、かつ賢く動いてみましょう!
資格を活かしたキャリアを考える
再就職で有利になるのは資格です。
どうしても、就職の試験では判断する基準が限られてしまいます。
資格は知識や技術への保証だけではなく、
- 勉強を続けてきた熱意
- 合格まで勉強を積み重ねていける根気
などが簡単にアピールできます。
コツは「多すぎる業界の資格は逆に不利になること」
とにかく就職したくて、介護も保育もペットトリマーもネイリストもカウンセラーも・・・
と資格ばかり取りまくってしまうと、悪印象になることがあります。
複数の資格を取るなら介護なら介護の業界の資格を2,3個取るほうが効果的です。
お金もかかりますし、多くても2~3種類くらいの業種に絞り、資格取得を検討してみましょう。
\仕事にしやすい資格がとれる/
派遣社員から正社員への道も検討してみる
有利になると言っても資格の勉強をするお金がもったいない・・・
そんなときは派遣スタッフとして働いてみませんか?
派遣会社の中には働きながら無料、もしくは格安で勉強できるところもあります。
勉強方法も通学のスクールだけではなくインターネットを通して自宅で学べるところもあるので、体力の負担も少なくて済みますよ。
どの勉強をするとやりたい業種につきやすいか、なども専門のスタッフが相談に乗ってくれますし、パートよりも時給も高いことが多いので、悶々と悩む時間を費やすよりも未来を切り開ける可能性が高まります。
中には、派遣スタッフから正社員になった人もいるので、収入を得ながらキャリアを考えやすいやり方です。
派遣に興味のある方、はこちらの記事でも詳しく解説しています。
派遣で働くメリットとは?仕事を紹介する側される側、両方の経験者が解説!
https://mamwaku.com/hakenndehatarakumerittotohasigotowosyoukaisurusareru/
女性専用相談所を利用してみる
今まで経験したことがない状況で悩んでいてもなかなか答えは出てきません。
東京都近郊の方なら育児や介護から卒業し、再就職したい女性限定の相談窓口があるので一度利用するのはいかがでしょうか。
自分と同じような状況の女性を数多く相談に乗ってきた仕事テラスですので、新しい視点での仕事が見つかりやすくなります。
\女性の再就職の相談がしやすい/
子育ての後の仕事は戦略的にかなえよう
ここまでの内容を簡単にまとめます。
- 子育て後は正社員、パート、派遣の仕事が多い
- 子育て卒業は子どもが働き始める時期
- 資格など利用して戦略的に再就職を
新卒時代と比べて、子育て後の再就職では即戦力が求められます。
しかし、資格の勉強や派遣スタッフで経験を積むことで得られるものも多くあります。
むしろ、主婦は履歴書にでは分からないスキルが魅力なのです。
気遣いやPTAなどで培った人付き合いの上手さなど、実際に働きだしてから重宝される人も多くいます。
あなたにとって一番いい職場で働けることを祈っています。