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ママの大忙し!を10分で減らす 簡単マインドフルネス育児

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こんにちは、namです。

ママ業は、細かな仕事が沢山!

毎日の大量のルーティンタスクの他に、「子供がうんちでた」「電話」「宅急便が来た」などなど、途中で何度手を止めなくてはいけないやら・・・

そのうえ、子供が寂しくなって「ママーーーー」と張り付いてきた時には、「もーーーー!忙しいから待ってて!!!」とイライラが爆発することも多いでしょう。

実は、昨今様々な研究で「シングルタスク」の有用性が指摘されています。

俗に女性より男性の方がマルチタスクは得意、と言われていますが、個人差もあるし、実体験として限度があると思っています。。

それであれば、自分にできるところから変化させていくのがオトナのやり方!

ちょっとの工夫で、ラクになるかもしれません。

マルチタスクとシングルタスク

マルチタスクってどんな状況の事を言うと思いますか?

一般的に色んな作業を並行して行っている時、マルチタスクになっている、と表現します。

ならば、逆に一つの作業に没頭している時はシングルタスク、ですね。

皆さんも、一つの作業に集中して、気づいたら長時間経っていた!

体感としては15分くらいだと思っていたのに、時計を見たら2時間も経っていた!

そんな経験ありませんか?

これぞ究極のシングルタスクです。

シングルタスクのときは、今日の夕飯のメニューのことも、明日の予定もすべて忘れてしまって、身も心も目の前のことに集中しています。

つまり仮に並行して物事を行っていなくても、頭の中で目の前のこととは別の事を考えているだけでマルチタスクになってしまっている、とも言えます。

マルチタスクの弊害

マルチタスク・・・目の前のことに集中できてないとき、どんな弊害があるでしょうか。

例えば皿洗いをしながら他のことを考えていたら、手が滑ってお皿を割ってしまうなど、うっかりミスをしてしまい、結果的に仕事量が増えてしまう可能性があります。

しかし、もっと大きな害があるのです。

それは、一つ一つの作業に満足感を見いだせなくなり、積み重なると「最近むなしいなぁ・・・」などと、無気力感や虚脱感に襲われること。

え??たかだか集中一つで大げさな!!!!
と思われる方は、少しばかり記憶力か想像力を使ってみてください。

家事育児に限らず、誰にでもできるような単純作業を「早く終わらないかな・・・」「これ終わったら何しよう」などと考えながら手だけ動かしていたあと、「充実した時間だった」と思えますか?

たぶん「この時間でもっと別のことがやりたかった」「無駄な時間だった」と考える人が多いのではないでしょうか?
これが毎日続けば、無力感に襲われるのも無理はありません。

しかし、同じ単純作業でも編み物が好きな方が目的のものを作るため、集中していたら?
ガーデニングの好きな人が、思い通りの庭を作るために、土を耕したり雑草を抜いていたら?

終わった後は充足感が出てくるのではないでしょうか?

好きな作業、好きなことを達成するためだからこそ、集中力が発揮されたとも言えますが、これをコントロールできれば充実した時間を増やす=充足感のある日々が送れるということになります。

気持ちを一点に集中させる、ママ的瞑想術

実は、集中力をコントロールするための技術の一つに「マインドフルネス」というやり方があります。

聞いたことがある方もいるかもしれませんね。

少し前からグーグル社等、大手の企業が社員向けに取り入れ、脳科学的にも「ストレス軽減」「集中力アップ」「自律神経回復」などの効果があるという研究結果がでている手法です。

マインドフルネスは「今、ここにただ集中する」ということ。

つまり、究極のシングルタスクのときは、マインドフルネスな状態、とも言い換えられるのです。

鍛えるためには瞑想であったり、集中して食べ物を食べる、など色々な方法がありますが、ママ向けに一つ面白い方法をご紹介します。

それは、子供を抱きしめたり、肌に触れている時、その温かさや柔らかさ、感触やにおいに集中すること。

子供を抱きしめている時、余計なことを考えてはいけません。

子供に触れている、自分の手や腕や胴体に集中してください。

人によっては「触れている」ではなく「触れられている」という受動的な感覚をもつと、集中しやすい人もいるようです。

もちろん子供ですから、抱きしめてる間でも、動いたり小さな手でママの眼鏡やアクセサリーなどを触ろうとするかもしれません。

完璧でなくてもいいです。

まずは、数分、もしくは数秒でもこの感触を味わってください。

もし、子供が抱きしめてる間に眠り始めたりしてそのまま胸の中にいてくれるようなら、そのまま5~10分、子供の感触を味わい続けてください。

その間「あ、歯磨きさせてなかった」「最近野菜不足だったかな」「アセモの薬買わないと」などという思考が出てきたら「一旦おいといて」と枕詞を付けて、再度感触だけに集中してください。

思考が出てくるのは、仕方ないことですし、問題視することはありません。
なにより、再び感触、感覚に戻ることがとても大切です。

戻るたびに、ママの脳からストレスが消えていき、集中力をコントロールしやすい体質へと変わっていきます。

このエクササイズを一日一回続けてみましょう。

そして、雑多な作業をするときに違うことを考え始めたら、子供の肌を感じたときのように「体の感覚」に集中してみてください。

最初は、それでも思考が止まらないかもしれません。

しかし、エクササイズを続けているうちに、すばやく感覚に集中を切り替えることができるようになってくるのです。

まとめ

マインドフルネス瞑想自体は、大変効果が実証されており、通常の人はもちろん、非定型発達で集中力が分散しやすい人にも有効な手段です。

そんな瞑想の大事なところ・・・「今、ここに集中する」「思考がわいてきたら、また感覚に戻す」の部分を育児中のママにも実践しやすいように工夫してみました。

私も実践しています。

子供も喜びますし、自分のストレスも軽減されているのを感じます。

もちろんやるかどうかは、読者の皆さん次第です。

少しでも皆様の育児のヒントになりますように。

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